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はじめに
直売所やスーパーの見切り品などで見かける珍しい野菜。
思い切って、調理にチャレンジしてみませんか。
いつもと異なる食材を扱うワクワク感が楽しいですよ。
食べる時もちょっとドキドキします。
思わぬ美味しい野菜に出会えた時に、とても感動します。
今回は「若ごぼう」の調理にトライしてみました。
他の珍しい野菜はこちらから。
若ごぼうとは
若ごぼうは、「葉ごぼう・やーごんぼ」とも呼ばれます。
大阪府八尾市を中心に栽培されている特産物で、【八尾若ごぼう】というネーミングでブランド化されています。
歴史は古く、大正時代から栽培されています。
普段食しているごぼうは根の部分だけを食べますが、若ごぼうは葉・茎(軸)・根のすべてをあますことなく食べることができます。
若ごぼうは葉が大きい上に軸が大変長く、根の部分は短いです。
ぜーんぶ丸ごと食べられちゃうなんてお買い得だにゃ
旬は1月中旬~4月上旬です。
早春に収穫されるため、地元では「春を告げる野菜」として親しまれているそうです。
煮て、炒めて、炊いて良し!の食材です。
さわやかで豊かな香りとシャキシャキとした歯ごたえが特徴。
下準備・調理
まずは、土や汚れがついているので全体をしっかり水で洗い流します。
根の部分は、泥が付いているのでタワシなどでこすり落とします。
うちではいつもタワシの代わりに丸めたアルミホイルを使っているよ
軸(茎)の部分は、見た目が「ふき」とよく似ています。
そしてとにかく大きいですね。
キッチンのシンクからはみ出すほどのサイズ感です。
包丁で、根・軸(茎)・葉の三つの部分に切り分けます。
根は皮をこそげて2~4つ割りにし、水につけてアク抜きします。
葉と軸は3~4cmにカットし、お湯または水に15~30分くらいさらしてアクを抜きます。
下記画像は、左から軸(茎)・根・葉のアク抜き中の様子。
下記のチラシにある「2.葉の煮びたし」・「3.軸と根の炊き込みご飯」・「4.軸と根の味噌汁」を作りました。
残りは豚肉とエリンギを足して「野菜炒め」にしました。
若ごぼう特有の香りや歯ざわりをいかすため、短時間で炒めるのがコツです。
食べてみた
左上の白い器から時計回りに、「野菜炒め」・「2.葉の煮びたし」・「4.軸と根の味噌汁」です。
野菜炒めは、軸(茎)の部分を使ったので、シャキッとした食感が美味しかったです。
「2.葉の煮びたし」はやはり特有の苦みがあり、まだ小さい娘は嫌がっていました。
大人からすると、ほろ苦くて美味しいです。
栄養がありそうな味がしました。
「4.軸と根の味噌汁」は、娘も喜んで食べていました。
根の部分は、いつものごぼうより細く小さいのですがしっかりとごぼうの味がしていました。
こちらは、「3.軸と根の炊き込みご飯」です。
娘が最も好んで食べていたのがこれです。
ごぼうの風味が漂っていて、歯ごたえも残っていて最高でした。
おわりに
野菜に旬が無くなりつつある今。
季節限定の若ごぼうのような野菜を楽しむと、季節の移り変わりを感じることができます。
春は新生活の疲れや季節の変わり目などで、どうしても体調を崩しやすいもの。
丸ごと食べられ、栄養たっぷりの若ごぼう。
旬の野菜を食べてみんな元気に過ごしたいですね。
コメント
ゴボウは好きで良く食べますが店頭で「若ゴボウ」を見た事もなく食べた事もありません。
普通のゴボウを早く収穫したものなんでしょうか?これから店頭を良くチェックして見ようと思います(*^_^*)