はじめに
秋は月の綺麗な季節。
まだ残暑が残るこの時期でも朝夕は涼しく、秋の訪れを感じることが出来ます。
親子で一緒にお月見団子を作って、月を眺めながら食べてみませんか？
ご自宅に蒸し器が無くても作れます。
こねこねとまるで粘土遊びのように作るので、五感をしっかり使って楽しめますよ。
お月見とは
お月見といえば「十五夜」。毎年日が異なるのですが、9月に満月になる日です。
2023年の十五夜は9月29日。
【中秋の名月】といわれており、一年で最も美しい月を見ることができます。
収穫の感謝をしたり喜びを分かち合うため、旬の食べ物をお供えしたり、ススキを飾ったり、お月見団子を食べたりします。
旬の食べ物は、さつまいも・さといも・りんご・くり・かき・ぶどうなどがあります。
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月の満ち欠け
お月見は月の満ち欠けについて子供に教える良い機会です。
（会話例）
「お月さまって細い時も半分の時もあるね。細いのからだんだんとまーるくなっていって、まんまるに。そしてまた少しずつ細くなっていくよ。そして今日は、まんまるの日＝満月だね！」
満月、半月、三日月などの月の形の呼び方を教えてあげるのもいいですね。
またお月見パーティーの飾りつけにはウォールステッカーが便利。
壁に貼って剥がせるので簡単です。
ハロウィン用・敬老の日・お月見など、お好きなデザインのものをよりどり３枚選べるのが魅力。
お家がフォトブースに早変わりしますよ。
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お月見団子作り
難易度
見た目
初めてのお月見団子作り。絵本で作り方を予習してから取り組みました。
絵本を読むと行事の理解が深まり、子供のワクワク感も高まります。
お月さまみたいなまんまるのキレイなお団子を作ってみよう！
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作り方
お月見団子といえば上新粉で作るのが定番だと思いますが、自宅に蒸し器が無いので断念。
今回はもっと手軽にチャレンジできる白玉粉で作りました。
業務スーパーで２００ｇ２１７円（税別）でした。国内産のもち米１００％だそうで、安心して食べられます。
一袋で２５～３０個ほどの団子が出来るそうです。
「粉」というくらいなので形状は小麦粉のような粉末を想像していたけど…。なんだか砕かれた「セメント」のよう（笑）
まずは白玉粉に水を加えます。
手でよくこねます。最初は手にくっつきやすいのですが、だんだん離れていきます。
粉っぽくポロポロしていましたがどんどんまとまり、大きなひとかたまりになります。
耳たぶくらいのかたさになったら、一口大に丸めていきます。粘土遊びや泥遊びのようです。
娘はやはりこの工程が一番いきいきとしていました。
手にくっつきにくいので、子供でも成型しやすかったです。
仕上げに中央を少しへこませると良いそうです。
出来たものを熱湯で茹でます。熱いので気を付けて！
高いところからポトンと落とすとお湯が跳ねる危険があるので、なるべく水面近くで手を放して入れていきます。
団子が浮きあがってきて一分したら水にとります。
ザルでしっかり水を切ったら出来上がり。
粉２００ｇ全量を使い、３０個ほどできました。きな粉やチョコをたっぷりかけて食べました。
表面はつるりぷるりとしていて滑らか、噛むともっちもちで美味しい。
アレンジ
定番の丸だけでなく、色んな形の団子を作ってみるのも楽しいです。
ほし型とハート型のお団子↓
できた団子にチョコペンで模様を書いたりしてもかわいい。
チョコソースをつまようじにつけて絵を描いています。↓
ハロウィンのデザートにも良いですね。
その場合は、粉に茹でてつぶしたカボチャを入れると良いと思います。
粉にココアを入れるとココア風味の団子になります。見た目も茶色く変身します。また、粉に豆腐を入れるとヘルシーでやわらかくなるそうなので、来年はチャレンジしてみようと思います。
甘さが無いので、かきたまスープに入れても美味しかったです。
冷やしても温めても美味しいので、フルーツポンチに入れたりお汁粉やぜんざいに入れたりと年中使えそうなお菓子でした。
おわりに
やる前はお団子作りって楽しそうだけどちょっと難しそう…と思っていましたが、白玉団子ならとっても簡単にできました。
材料が少なく安上がりなのに子供も大満足で素敵な体験になりました。
忙しい毎日で夜空を見上げる余裕もないかもしれませんが、ふと立ち止まって月を眺めてみると案外癒やされるものです。
月の模様が何に見えるかなど、お子さんと楽しくお話してみてくださいね。
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