お弁当は見た目が9割！おいしそうに詰めるコツ

はじめに
お弁当を作る時のポイント
お弁当を詰める時のポイント
おわりに

はじめに

料理は得意でも、お弁当作りが苦手な方は少なくありません。
なぜなら詰め方が分からないから。
せっかく美味しそうなおかずを作っても、お弁当箱への詰め方で印象ががらりと変わってしまうもの。今回はお弁当が美味しそうに見えるコツをご紹介していきます。
基本をおさえるだけで写真にも映え味もグンと美味しくなるので、食べる人からも好評。
褒められると、毎日のお弁当作りがきっと楽しくなります！

お弁当を作る時のポイント

お弁当を作る時のポイントは、「色どり」・「味つけ」・「汁気」の三つです。

色どり

赤・黃・緑・黒色のおかずを入れるようにしましょう。
色どりを考えると、見た目ばかりでなく自然と栄養バランスもよくなり一石二鳥です。

色別おかず具体例

赤…トマト・プチトマト・人参・赤パプリカ・かまぼこ・カニカマ・梅干し・桜でんぶ・海老・ケチャップ・ハム・たらこ・りんご
黄…卵・黄色パプリカ・さつまいも・かぼちゃ・コーン・チーズ
緑…ブロッコリー・アスパラガス・ピーマン・ほうれん草・きゅうり・ズッキーニ・グリーンピース・枝豆・きぬさや・ネギ・大葉
黒…海苔・黒ゴマ・ひじき・昆布・椎茸

定番の赤・黄・緑色だけでも良いのですが、黒が入ることでグッと引き締まった印象になります。
同じ色のもの・似た色のおかずがあれば、離して詰めた方がキレイです。

味つけ

おかずの味付けですが、普段の食事よりも少し濃い目を意識して作りましょう。
なぜなら、おかずは冷めると味が薄くぼやけて感じがちです。
また濃い目の味をつけることでおかずが傷みにくくなる効果もあります。

さらに、熱々ではなく冷めても美味しいおかずを選ぶのもポイントです。

汁気に注意

汁気のあるものはこぼれる恐れや食中毒の危険があるため、お弁当にはあまり向きません。
隣のおかずと味移りもしやすいです。

もし入れる場合は、キッチンペーパーなどでしっかりと汁気を切ってから入れましょう

おひたしなどは、鰹節をかけるか敷くかすると、水気を吸ってくれます。
旨味がプラスされて、美味しさもアップ！！
ご飯に立てかける・乗せるなどしても、ご飯が汁気を吸ってくれるのでこぼれにくいです。
汁のついたご飯も美味しいものです。
アルミカップに入れるのもおすすめです。

お弁当を詰める時のポイント

お弁当を詰める時のポイントは、「中身を詰める順番」・「おかずを立てる」・「おかずが動かないようにする」「グッズを利用する」の四つです。

詰める順番

まずは弁当箱にご飯を詰め、ご飯が冷めてからおかずを詰めます。
暑い時期や急いでいる時などなかなか冷めない場合は、扇風機やうちわ・保冷剤などを使って下さい。この時しっかり冷まさないと、中身の傷みの原因になります。
またご飯の表面は押し固めずふんわりと盛ると美味しく、見た目も美しいです。

きゃっとん

おかずを作る前に、まずはお弁当箱にご飯を詰めて冷ましてにゃ

しまママ

おかずも冷ましてから詰めようね

おかずは、サイズが大きめの物から順に詰めます。
形が決まっていないもの（ひじき煮・きんぴらごぼう等）は、量も形も自由自在なので微調整しやすく、最後に詰めるのがオススメです。

立てる

おかずはべたっと寝かせるのではなく、なるべく立てて詰めましょう。
もしまっすぐに立てるとお弁当箱のフタが閉まらない場合は、半分にカットするor斜めに立てかけると良いです。
平面よりも、なるべく立体的にすると美しく見えます。

動かないようにする

お弁当箱に隙間ができないよう、押し込むようなイメージでぎゅうぎゅうに詰めましょう。隙間があるとどうしても移動の際に動いてしまい、中身がぐちゃぐちゃになる可能性大！
これは宅配便の梱包と同じ要領です。
宅配便でも、隙間に新聞紙や梱包材を詰めて動かないようにしますよね。
お弁当箱を開けた時におかずが混ざっていると、見た目も味も悲惨なものです。

こちらはピーマンの輪切りに卵を流し込んで焼いたお花を散らしたお弁当です。
なるべく隙間なく、ぎゅうぎゅうに詰まっています。