はじめに
みなさん幼い頃からよく知っている有名な行事だと思いますが あらためて考えてみると、「ひな祭りって一体何をするの?」「うちには女の子がいるけど、どんな風にお祝いしたらいいの?」そんなお悩みにお答えします。主役は女の子ですが、せっかくなので 家族みんなの思い出に残る楽しいひな祭りにしましょう。
育児をしていると毎日があっという間。日が過ぎるのも早く、気が付いたら行事が終わっていたなんてこともしょっちゅう。育児中の身でこうした年中行事を大切にすることは大変だと思いますが、子供の成長には良い影響があります。まず、行事は 家族の健康や幸せを願うものがほとんどなので、行事を行うことで子供へ「愛しているよ」「大切だよ」と伝える一つの手段となります。さらに、毎年その季節がめぐってくるたびに、親子で過ごした時の思い出がよみがえってくるのはいいものです。
ひな祭りって何のため
ひな祭りは、毎年3月3日。桃の咲く季節のお祝いであることから、「桃の節句」いわれます。女の子の健やかな成長と幸福を祝う行事です。 季節の節目を意味する「節句」ですが、昔は邪気が入りやすい時期とされていました。そこで雛人形には、子供が事故や病気にあわず健康に過ごせるよう、厄払いの意味もあります。
女の子が生まれて初めて迎える3月3
日を【初節句】というにゃ
じゃあ男の子は?
男の子は5月5日を【初節句】というにゃ
楽しみ方
ひな祭りを楽しむアイディアをご紹介します。
雛人形を飾る
雛人形は、節分で厄払いをしたあとから、3月6日頃まで飾ります。「長く出したままにしていると、お嫁に行き遅れる」という言い伝えは有名ですね。
ズボラだから、ほんと気をつけなきゃ!
また、雛人形とひと口にいっても、最近は本当に色々なものが出ていますね。昔はとても高価でとにかく大きく、飾るのもしまうのも大変でしたが、今ではケース飾りなど飾りやすいものが沢山出てきています。マンションなどでも飾りやすいコンパクトなものもかわいいです。
素材も木製や陶器、ガラスなど様々で、インテリアとしてもおすすめのシンプルでスタイリッシュなものも。
また、折り紙などで、子供と一緒に雛人形をつくるのも簡単で楽しいです。オリジナルのものができ、子供もにっこり。
1分で完成する折り紙ひな人形の作り方
歌や絵本
この機会に、ひな祭りやお雛様を題材にした作品を子供と楽しんでみましょう。今も昔もかわらず有名な歌は、やっぱり【うれしいひなまつり】ですね。みんなで一緒に歌いましょう。
ひなまつり関係の絵本や紙芝居もたくさんあるので、読むといいですね。ひな祭りの由来や意味なども、子供向けに書かれているので、大人が口で説明するよりも分かりやすいようです。
食べ物
ひな祭りには、【ちらし寿司、手まり寿司、ハマグリのお吸い物、甘酒、ひし餅、ひなあられ、桜餅】などを食べます。
菜の花・たけのこ・スナップエンドウなど、春の食材も取り入れて、華やかに飾ったごちそうを食べたいですね。春の食材は緑が鮮やかで美しいものが多いです。視覚や味覚から、春の訪れを感じられそうです。
着物を着る
着物といっても、着物風のロンパースや上下分かれたものも売っています。着付けなどが必要ないので、気軽に着られるのに特別感があるのがうれしいですね。
小さい子の和装って新鮮でカワイイ♡写真にもよく映えるー!
着物はひな祭りだけでなく、お正月や七五三、七五三の付き添い、結婚式などでも着用できるにゃ
おわりに
子供が毎日元気に過ごせていることを感謝し、今後の健康を願うひな祭り。こうした家庭行事をおろそかにせず、簡易的でも良いのでできそうなことだけ実施してみませんか?親御さんが忙しい中でもやれば、「自分のためにやってくれた・準備してくれた」と子供にはしっかり愛情として伝わっていると思います。
是非家族みんなで楽しんでみて下さいね。笑顔いっぱいのひな祭りとなりますように。
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