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はじめに
5月といえば、学級懇談会の時期。
一年に一度または学期ごとに一度ずつ行われると思いますが、初回は5月頃というところが多いと思います。
保護者の皆さんは、一体何をするのだろうときっとドキドキされていることでしょう。
学級懇談会とは何をする場なのか、さらに保護者の自己紹介のコツをご紹介します。
学級懇談会とは
懇談会とは、打ち解けて話し合う会合のことです。
お子さんの通う園や小学校で行なわれ、先生と保護者が子供の教育について話し合います。
呼び名は様々で、学級懇談会・クラス懇談会・保護者懇談会・懇談会などと呼ばれます。
まずは先生がクラスの運営方針や目標について話し、最近の子供たちの様子を紹介してくれます。
その後、保護者一人ひとりの自己紹介を行うことが多いです。
ざっくばらんにお互いの顔を見て話し合えるように、円の形に配置された椅子に座って行われるケースがほとんどです。
学級懇談会の自己紹介のコツ
皆さんが学級懇談会で最も心配なのは、やはり自己紹介ではないでしょうか。
子供の氏名&保護者(自分)の氏名に加えて話すことが多いのは、「子供の好きなこと」・「名前の由来」・「何でも良いので一言」・「他の保護者に知っておいて欲しいこと」などです。
事前にこのあたりを考えておけば、当日その場であたふたせずに落ち着いて対応できると思います。
子供の好きなことを話すコツ
子供の好きなことを話す時は具体的に話したり簡単なエピソードをつけると、聞いている側がイメージしやすくなります。
具体例.
歌やダンスが好きです
→「毎日全力でエビカニクスを歌い踊って、汗だくになっています」
本を読むのが好きです
→「トミカの図鑑をかたっぱしから読んで覚えています。毎日教えられるので、全然興味の無い私もかなり詳しくなってきました」
くすっと笑えたり、子育てあるあるの共感してもらえそうなエピソードを添える。
具体例.
体を動かすのが好きです
→「体を動かすのが大好きです。キッチンのベビーゲートをよじ登って入ってくるぐらい活発で少々困っています(笑)」
名前の由来を話すコツ
字画や響きなどで命名した方だと、何を話して良いのか困ってしまうことも。
先生や他の保護者が聞きたいのは、「子供にどのように育って欲しいと思っているのか」だと思います。
自分自身の振り返りにもなり、育児で悩んでいる方も子育ての初心にかえれますね。
また、他の家庭の教育方針などが透けて見えますよ。
誕生時につけた名前の結果、「今どうなっているのか・どんな子か」をあわせて話すと面白いです。
具体例.
字画が良くてつけました
→「とにかく健康で元気に育って欲しいという思いで、活発なイメージのある”太陽”という名前をつけました。お陰で落ち着きはありませんが、元気さ・活発さは誰にも負けない子になってくれています(笑)」
音の響きが気に入ってつけました
→「”さつき”という名前は、5月生まれだということと、”さっちゃん”と呼びたくてつけました。是非みなさんもさっちゃんと呼んで頂けると嬉しいです」
他の保護者に知っておいて欲しいことを話すコツ
保護者が一堂に集まれる機会はそう多くはありません。
この機会に他の保護者に知っておいて欲しいことを話しておくと良いです。
陰でコソコソと噂されるよりも、自分から堂々と伝えておいた方が理解を示してくれ、後々楽になることもあります。
具体例.
「療育に通っています。気持ちの切り替えが難しい子なので、ご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんがよろしくお願いいたします。」
「成長がゆっくりな子です。マイペースなので、集団生活ではご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんがよろしくお願いいたします。」
話を聞くコツ
先生や他の保護者の話は、しっかり聞きましょう。
相手の目を見て聞き、おおげさにうなづいたりとリアクションをすると相手も話しやすくなります。
聞いている時の表情も、その時々の話に合わせます。
具体例.
普通の話の時→微笑
楽しい話の時→フフッと小さく声を出して笑う
驚いた時→眉を上げる、目を見開く
つらい話の時→眉を下げる
こうしてきちんと話を聞いておけば、いざ自分が話す時にもその方々が味方になってしっかり話を聞いてくれるはずです。
おわりに
面倒だからといって、学級懇談会に行かないのはもったいないです。
なぜなら、大切なお子さんがより良い園生活・学校生活を送るために、親として頑張れる数少ないポイントだからです。
先生や保護者の人柄もわかります。
面と向かって話ができるチャンスなので、有効活用してくださいね。
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