お風呂を嫌がる子への対処法~原因を探る~

Q&A
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はじめに

なぜかお風呂を嫌がる子供って結構います。特にイヤイヤ期などは大変。でも、子供は毎日沢山の汗をかいているので清潔にするためにもちゃんと入って欲しいですよね。お悩みの方へ向けて、対処法を伝授します。今回は、「嫌な原因を見つけてみよう」&「入浴前の工夫」作戦です。

浴室のシャワー

嫌がる原因は?

お子さんがお風呂を嫌がる原因(理由)は分かりますか?もう話せる子なら、直接質問してみます。聞く時は詰問せず、あくまでも穏やかな優しい口調で。子供が言ってくれたことは繰り返して共感してあげ、その後提案してみます。
「暑いから嫌!!!」
→「そうか~、暑いから嫌だったんだね」→「じゃあどうしたら暑くなくなるかな?」or「それじゃ今日はぬるめにしてみようか」or「じょうろで冷たい水を足してみる?」

まだ話せない子なら、お風呂に入っている時の様子を見て嫌がる理由の見当をつけてみましょう。

原因が分かれば、対策がしやすいです。

トラウマ

水が怖いのが原因かもしれません。例えば、シャンプーの時に鼻や目に水が入ってしまったから嫌がっている等です。
⇒対策
シャンプーハットの出番!100円ショップでも売っているので、気軽に試せます。水だけでなく、シャンプーが目に入るのも防いでくれますよ。また、目にしみないシャンプーも売っています。

しまママ
しまママ

お湯につかっている時、子供が足を滑らせてボチャンと水に沈んでしまったことがあったよ

きゃっとん
きゃっとん

そんな時は素早く引き上げて「ツルッとなって、びっくりしちゃったねー」と笑って流そう。親が焦って慌てた様子を見せると、水に入ることがトラウマになってしまうかもにゃ

寒さ

寒いのが原因かもしれません。脱衣所が寒い、浴室が寒い等。服を脱ぎたくない、お湯からあがりたくないと思っているのかも。
⇒対策
脱衣所を、事前にヒーターなどでよく暖めておきます。浴室暖房もいいですね。無い場合は、温かいシャワーを少しの間出しっぱなしにすると 湯気で浴室内が温まります。
入浴時にバスタオルを持って入り、入浴後はすぐに脱衣所へ出ず、浴室内で体の水分をとってから出ます。濡れたまま外に出ると、気化熱で冷えてしまうからです。

寒そうな手

また、子供の身体に触る時は 大人は手をよく温めてから触ります。冷え性の方は手先が冷たくなりがちですが、その手で突然触られるのは 子供だって驚きますし、嫌なはず。

たとえ親子であっても子供を一人の人間として尊重します。服を脱がせる時も体を洗う時も、子供に触る時は「服脱ごうか」「洗おうか」と一言声を掛けてから行います

暑さ

先ほどと反対で、「暑いのが(熱いのが)嫌」と言ったら、お風呂でのぼせてしまうのが原因かもしれません。のぼせやすい体質の方、大人でもいますよね。
⇒対策
湯温を低めに設定する(冬は39〜40℃それ以外は38〜39℃)、短時間だけお湯につかる。

浴室給湯器
お風呂の給湯器

湿気がこもっていない、一番風呂に入れさせる。素早く洗ってあげる。脱衣所に扇風機を設置する等。(扇風機の電気代は1時間1円以下なので気にせずつけましょう)。夏は、部屋をクーラーでしっかり冷やしておいてあげるのもいいですね。
うちわでゆっくりあおぐのも、冷えすぎなくてちょうどいいですよ。

しまママ
しまママ

子供は熱中症の恐れがあるため、長くお風呂につからせるといけないんだって

きゃっとん
きゃっとん

39℃くらいのお風呂に5分でOK。これは肌にも優しいんだにゃ

入浴前の工夫

入浴前に工夫できることをあげていきます。

誘うタイミング

誘うタイミングを考えます。子供がテレビや遊びに集中している時には誘わず、区切りがついて落ち着いた時を狙って声をかけます。
帰宅したら、遊んだりテレビを見たりする前に、すぐにお風呂に入るというのもおすすめです。

外でついたウイルスも落とせるので、感染症対策や花粉対策にもなり一石二鳥

お風呂列車

大人がバスタオルを細く折ったものを持ち、後ろに車両を作って電車ごっこで脱衣所まで向かいます。
「まもなく電車が到着します」→「プルルルル…お風呂行き列車、まもなく発車いたしまーす」→(乗車)→「次は〜脱衣所駅(洗濯機前・洗面台前駅)」
プリンセス好きならかぼちゃの馬車に変更するなど、お子様の今ハマっている物を題材にするとノッてくれやすいです。親御さんが恥を捨ててなりきると、きっと楽しんでやってくれるはず。

走る模型の電車

裏ワザ

何をしても無理な時・日はありますので、そんな時はいさぎよく諦めます。一日くらい入らなくても大丈夫。
できそうなら、服を脱がせて濡れタオルで体をふく・洗面器にお湯をはって足湯だけさせるなどやってみましょう。

足湯をするための洗面器
しまママ
しまママ

足をつけるだけでも、全身がポカポカあたたまるよ

おわりに

お風呂は毎日のことなので、嫌がられるとうんざりしてしまいますね。でも、入浴はお子さんの清潔に関わる大切なこと。子供がお風呂を嫌がる原因を探って、一つひとつ対処していけば、きっと道は開けるはず。親子共に毎日のお風呂タイムが楽しくなることを祈っています。

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