はじめに
歯磨きを極端に嫌がる子、いませんか?
イヤイヤ期のお子さんなども本当に大変ですよね。
昨日までご機嫌でやらせてくれたのに、なぜか突然嫌がられることもあります。
歯ブラシを口に入れさせてくれない、短時間しかやらせてくれないなど悩みは様々。
だからと言って、歯磨きをしなければ虫歯になってしまいます。
今回は歯磨きを嫌がる子への対処法をお伝えします。
歯磨き以外の虫歯対策はこちらをご覧ください。
歯磨きはいつからするか
歯磨きをスタートするのは、生後6ヶ月頃〜。
お子さんに前歯が生えたら始めましょう。
本格的に歯磨きを開始する前に、3ヶ月頃から使える 赤ちゃん用の歯ブラシ(歯固めのようなもの)で口の中を触る練習をしておくと、歯磨きデビューがスムーズです。
赤ちゃんが自分で使う場合は、喉の奥をつかないようしっかり見守ってあげて下さい。
ガーゼや綿棒で歯や口内を触ってあげ、刺激に慣らしておくのも有効です。
こちらは赤ちゃん用の歯ブラシ。
喉突き防止リングがあり安心して子供の手に持たせられます。
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ご家族みんなで歯の健康が守れます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
歯磨きのやり方
子供が嫌がるのは、そもそも歯磨きのやり方が間違っているのかもしれません。
まずは歯磨きの仕方を確認していきましょう。
また、遊びやテレビに集中している時誘っても嫌がるのは当たり前。
区切りがつき、子供が落ち着いているタイミングにやるようにましょう。
大人の都合ばかりでなく、子供自身が気持ちの切り替えがしやすい時を狙うとスムーズです。
歯ブラシの動かし方
ゴシゴシとブラシで磨く音がしないくらい優しく優しく磨きます。
親の磨く力が強くて痛く、子供が嫌がってしまっている可能性も。
歯茎を傷つけないように磨きます。
ブラシは、歯の一本一本を磨くつもりで、細かく動かします。
仕上げ磨き用の、長くてブラシ部分が小さい物も使いやすくてオススメです。
子供が持つものとは分けて準備しましょう。
大人による仕上げ磨きはお子さんがある程度大きくなるとやめてしまう方も多いと思いますが、実は10~12歳まで続けると良いそうです。
小休憩をとる
大人でも、歯医者などでずーっと口を開けっ放しなのはあごがとても疲れてきますよね。
それを防ぐためにも、呼吸したり だ液を飲み込む小休憩を何度かこまめにとります。
その際、「お口閉じてねー」「つばをごっくんしてねー」などの声掛けを。
笑顔で
親が真剣だったり必死になりすぎて、顔が怖いこともあります。
なるべく笑顔で歌を歌ったり、話しかけたりしながらやってみましょう。
対処法
歯磨きを嫌がる子への、具体的な対処法を紹介していきます。
きっとお子様に合うものが見つかるはず。
かっこいい歯ブラシ作戦
好きな色やキャラクターの歯ブラシを準備してみましょう。
お店で一緒に選んで購入するのも良いですね。
歯磨きの際は、「アンパンマンがお口の中のバイキンマンを退治してくれるよー」「えいっ!えいっ!」などと楽しい声掛けと高めのテンションで盛り上げます。
美味しい味作戦
子供用の歯磨き粉を使ってみましょう。
いちごやバナナ味など子供の好きな味や香りだととても喜びます。
何種類かを準備して、今日はどれにする?と選ぶのも楽しいです。
甘ーい味でごまかしちゃおう作戦ですね。
こちらは子供ウケが抜群!かなり美味しいようです(笑)
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お歌作戦
歯磨きの歌を歌ったり、歌を流したりしてみましょう。
その曲の間は、歯を磨く時間だと覚えさせます。
イヤイヤがひどい時期は、タブレットで好きな動画を流してあげていました。
これは、小児歯科や 子供用の美容室でされているのをヒントにしました。
鏡作戦
自分では口の中が見えないので、親に何をされているかいまいち分からなくて嫌がっていることも。
そんな時は、子供に手鏡を持たせて口の中を見せながら磨いてみましょう。
実況中継するのもおすすめにゃ
「今、前歯(前の歯)を磨いていますー。しゃかしゃかー。」とかね
実際に食べ物が挟まっている場所も見せられると、なお良いにゃ
鏡以外に、お気に入りのおもちゃを持たせるなども有効です。
歯磨き中の子供は手持ち無沙汰になるので、何かを掴ませてあげると落ち着くことも。
こちらは、お気に入りのおもちゃ(メルちゃんのトイレ)を手に持ちながら、仕上げ磨きされる子供の様子です。
ご褒美作戦
歯磨き後に、ご褒美としてキシリトールのお菓子をあげます。
虫歯予防タブレットには、リカルグミ・ハキラ・デンタルグミなど色々あるのでお好みの物を選んでください。
こちらはU型になっている虫歯予防タブレットです。
気道をふさぎにくい形で安心なんです。
お出かけ先で食事をした後、すぐに歯磨きができない時などにも食べさせられて便利ですよ。
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子供ってなぜかシールが大好きですよね。
シールが好きな子には、ご褒美シールを一つ貼らせてあげるのもいいですね。
代替作戦
何をしても無理な時期や日ってありますね。
そんな時は、お茶やお水でグチュグチュしておきましょう。
うがいができないお子様は、食後にしっかり水を飲むだけでも洗い流す効果があります。
おわりに
歯医者さんに、「子供の虫歯は100%親の責任」と言われました。
そんなこと言われたってやらせてくれないんだもの…と、とても辛かったです。
色んな作戦を試して、同じ思いをする親御さんの参考になれば嬉しいです。
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