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はじめに
運動会・遠足・旅行など、大切なイベントはやはりお天気に恵まれて欲しいものですね。
そんな時、子供と一緒にてるてる坊主を作ってみるのはいかがでしょうか。
日本の風習を教えるきっかけにもなり、作りながら当日へのワクワク感も高まるはずです。
てるてる坊主とは
てるてる坊主は【照る照る坊主】とも表記される通り、古来からの晴天祈願のおまじない。
平安時代に中国から伝わったと言われています。
もともとはリアルな女の子をかたどった紙人形だったようです。
実は日本国内でも、呼び方がいろいろあるってホント?
そうだにゃ。地域によって呼び名が異なり
「てるてる法師」「てれてれ坊主」「日和坊主」「てれれ坊主」
などと呼ばれているようだにゃ
なんだか照れてるみたいで可愛い名前だね
- Qてるてる坊主に顔を書いてはいけないってホント?
- A
てるてる坊主に顔を書いてはいけない、と聞いたことはありませんか。
その理由は、願いが叶った後に(晴れてから)顔を書くものだからなんです。
つまり、願いが叶ったらもう片方の目を書き入れる「だるまの目」と同じ方式なんですね。
- Qどこに吊るす?
- A
窓辺、玄関など、外と中との境界にあたる部分に吊るすとよく効くといわれています。
- Q逆さに吊るすとどうなるの?
- A
逆さまに吊るすと雨乞いになるとかならないとか…⁉
良いお天気を願って作るはずなのに、逆に雨降りをお願いすることになってはいけないですよね。
しかしながらてるてる坊主は頭の部分が大きくて重いので、そのまま吊るすとどうしても上下反対になってしまいがちです。
首の部分ではなく、頭の部分にテープで紐を取り付けるようにするとうまくいきますよ。
作ってみた
難易度
見た目
楽しさ
てるてる坊主はハサミものりも使わず、とっても簡単に出来上がります。
オリジナルの作品が仕上がった後、目立つ場所に飾って楽しめるのがいいところです。
作り方
haまずはティッシュペーパー二枚を丸めて頭を作ります。
手の平も使ってしっかりと丸めるとキレイな形に仕上がります。
↓「おにぎりみたーい」「ぎゅっぎゅっ」と言って、この作業が一番いきいきとしていました。
もう一枚のティッシュペーパーを上からかぶせ、包み込みます。
↓白いティッシュペーパーだとどうにも分かりづらかったので、色付きのハンカチでご説明。
↓首の所を輪ゴムでとめて固定します。
油性ペンで好きな顔を書くと愛着がわきます。
(上記にある通り、本来は良いお天気になった後に書き込む)
窓辺に吊るせば完成!
娘がてるてる坊主に触れたそうだったので、低い位置に設置してみました。
カーテンタッセルをひっかけるために壁につけられているフックを利用しています。
↓出来上がったてるてる坊主を よしよしして愛でる娘
アレンジ
首の輪ゴムを色付きのものにしたり、リボンやヘアゴムにしてみたり。
さらにティッシュで作成したものをお花紙でくるむと、お好みの色に変身。
丈夫になり、耐久性も増します。
ティッシュ以外にもハギレ布や新聞紙、タオルなどで作れます。
また顔を描く以外にも、体の部分にカラフルな模様を描くと一気にポップな印象になります。
雨の日は太陽が顔を出さず薄暗いので、元気が出そうなデザインもいいですね。
アレンジを楽しみつつ、自分だけのかわいいてるてる坊主を作ってみて下さいね。
おわりに
子供が小さな手で一生懸命作ったかわいらしい てるてる坊主。
窓辺に仲良く並んでいる光景は何だか和み、優しい気持ちになれます。
雨音を聴きながら、ゆったりした時間が流れそうですね。
静かな雨の日にお家で工作してみると、きっと楽しい思い出になると思います。
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