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はじめに
志摩スペイン村「パルケエスパーニャ」のパート2記事です。
パート1では雨でも楽しめるアトラクションをご紹介しました。
今回はテーマパーク内にある本格的博物館「ハビエル城博物館」を中心に、雨でも楽しめる展示物をご紹介していきます。
写真満載で雰囲気が伝わりやすいと思います。
志摩スペイン村 時計周りのルート
雨でも乗れるアトラクションを一通り楽しんだ後は、アトラクションが集まっているフィエスタ広場からカルメン通りへ移動しました。
ここから中央にある池の周りをぐるっと時計回りに進んでハビエル城博物館へ向かいます。
本格的なフラメンコショーが観覧できるカルメンホールを左手に見ながら通り過ぎると、立派な「グラナダスの門」が出てきます。
志摩スペイン村は、すべてスケールが大きくて驚きます。
サンタクルス通り
さらに進むとかわいらしい建物が立ち並ぶサンタクルス通りへ。
こちらはサンタクルス通りから対岸を見た景色です。
黄色と白色のパンジーやチューリップが咲き誇ってキレイ。
奥の茶色くて四角い建物が博物館です。(右手前の白い建物が「コロシアム」)
スペインらしい真っ白な漆喰の壁の建物と石畳が続いています。
家の窓に飾られた色とりどりの花、路地には小さくて美しい広場があって癒されます。
まるでスペインに海外旅行に来たような写真が撮れますよ。
また、サンタクルス通りの建物内にはいろんな展示がありますので立ち寄ってみて下さいね。
建物の中の様子。
スペインに関する展示があります。
キャラクターの紹介がされているキャラクター館も。
素敵なトンネルを通ると・・・
大きな船が見えてきます。(赤い矢印)
中に入れるようですが屋根がないため、晴れ予報の明日に探索することにします。
手前が「じゃぶじゃぶラグーン」(青い丸)。
暑い夏には子供たちで大賑わいのスポットです。
太陽の洞窟
こちらは太陽の洞窟です。
洞窟というだけあり、中は暗くなっていてイルミネーションが綺麗です。
長~いエスカレーターでぐんぐん上がっていきます。
エスカレーターがあるのに、なぜか階段で上りたがる娘。
それに付き合わされるパパなのでした。
太陽の洞窟を抜ければ、いよいよハビエル城博物館にたどりつきます。
ちなみに反対側の入口はこちら。
エスカレーターを下る道順です。
志摩スペイン村のハビエル城博物館
ハビエル城博物館は、スペイン歴史芸術博物館です。
スペイン12000年の歴史を丸ごと体感することができます。
外観は、日本に初めてキリスト教を伝道したフランシスコ・ザビエルの生まれ育ったお城をモチーフとしています。
「ザビエル」=「ハビエル」(スペイン語読み)
重く厚みのある石を積み上げ、実物と同じサイズで精巧にて造られています。
毎年春先(3月頃)にはハビエル城の前に菜の花が咲き乱れるようです。
ハビエル城博物館へ向かう道の模様が面白く、娘は「白いのだけ踏む」と宣言して進んでいました。
展示は小さいお子さんには難しいので、退屈な場所かもしれません。
子連れの場合は、建物の雰囲気や大きな銅像などに驚きながら休憩がてら訪れるのがおすすめです。
大人には、見どころたっぷり。
中学生・高校生の頃に学校で習った世界史を懐かしく思い出しながら見学できると思います。
ヒガンテス
博物館に入って一番に目にするのが、この大きな銅像ヒガンテス。
こちらはイサベル女王とフェルナンド王をモデルにしたものです。
足下にいる人間とサイズを比べてみて下さい。
ヒガンテスとは、14世紀のはじめからスペインで祭りやイベントをにぎわしていた巨人人形です。
これは動きませんが、本来は中に人間が入り、歩いたりくるくる踊ったりするようです。
赤い丸が、人間です。
進撃の巨人を思い出しました。
大人も子供も興奮!思わず見上げてしまう驚きの大きさです。
二階へと続く長い階段。
一段一段が低いので、子供にも上りやすいです。
アルタミラ洞窟の壁画
旧石器時代の「アルタミラ洞窟」の壁画(レプリカ)が見られます。
なんと水のにじみ具合までもがリアルに再現されているそうです。
この実物大レプリカは世界でたった3つしかない貴重なものです。
天井に描かれているので普通に立って見ると首が疲れますが、専用のシートに座ってゆったりと観覧することができました。
おしゃべりコロンブス
2回の展示では、暗闇にリアルな顔が浮かび上がっていて驚きました。
しかもしゃべってる!
娘が怖がって逃げていました(笑)
開いた本の中にいるコロンブスが、大航海時代について話してくれています。
こちらは、かの有名なサンタマリア号。
コロンブスがアメリカ大陸を発見した際に乗っていたものです。
乗船定員800人・4階建ての大きな船です。
当時の航海はまさに命がけ。
それでも冒険に出る勇気が素晴らしいですね。
中世ハビエル城の居間
中世ハビエル城の居間(リビング)です。
フランシスコ・サビエルが生まれた16世紀当時の生活が再現されています。
ダイニングテーブルの脚の部分の装飾も凝っていますよね。
木・鉄・皮を使った重厚なスペイン家具が珍しかったです。
窓辺にベンチがあったのも面白いつくりですね。
三匹のこぶたのお話で最後にオオカミが落っこちるお鍋ってこんなのでしょうか(笑)
暖炉の火がリアルに光っていて、娘は興味津々でした。
その他
志摩スペイン村のキャラクターにもなっているドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像です。
ドン・キホーテは、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。
主人公ドン・キホーテがサンチョ・パンサを引き連れて、数々の冒険に繰り出すお話です。
区切る場所間違ってた!「ドンキ・ホーテ」じゃないんだね
激安の殿堂でも無いにゃ
こちらはローマの水道橋の模型です。
古代ローマは道路をはじめとしたインフラ整備が素晴らしいのですが、その中でも上水道の整備に使われたのが水道橋です。
深い峡谷などをまたぐ場合はこうしたアーチ型の水道橋が造られました。
まさに映画「テルマエロマエ」の時代。
昔々にこんなものまで造れてしまう古代ローマ人は本当にすごいですね。
土木建築の技術が高いです。
スペインの民族衣装の展示など、盛りだくさんで楽しめました。
中でゆっくり過ごせるので、急な雨の雨宿りにもぴったりの場所です。
歩き疲れた方にぴったりの休憩所あり。マッサージ機まであるんだにゃ
ローマ時代の大都市イタリカの遺跡を再現したものが、窓の外に見えていました。
パート3へと続きます。
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