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はじめに
お金をかけずとも自宅でモンテッソーリ教育を取り入れられます。
今回は手先が器用になり、ハサミ・鉛筆などを使う力が養える「あけ移し」をご紹介します。
ほとんどが自宅にあるもので、とてもシンプルな道具でできますよ。
親御さんも特に何か製作する必要も無いので、いつでも簡単に行えます。
その他、おうちでモンテッソーリ教育に取り組みたい方はこちらからどうぞ。
あけ移しとは
1歳3ヶ月頃から行えます。
あけ移しとは2つの入れ物を準備し、片側に入ったものをもう片方の入れ物に移すことをいいます。
スプーン→トング→ピンセット→箸と成長に合わせて道具を変化させることで、難易度が上がっていきます。
メリット
- 道具が簡単に揃う
- 集中力がアップ
- 道具を上手く使えるようになる
- 手先が器用になる
道具は自宅にあるものを使ったり、100円ショップで揃えられるのでお金も手間もほとんどかかりません。
黙々とこなせるので、集中力がつきます。
様々な道具が上手く使いこなせるようになり、お子さんの自立へとつながります。
手先が器用になるので、ハサミ・鉛筆などを使う力が身につきます。
デメリット
- 活発な子には難しい
- 飽きやすい
体を動かすことが大好きなタイプのお子さんにとっては、じっとすることが我慢できず難しいかもしれません。
また、淡々とした繰り返しの作業なので飽きやすい子もいるかもしれませんね。
やってみた
あけ移しには、「道具を使ってする方法」と「容器を傾けてする方法」の2種類があります。
道具であけ移し
トングと緩衝材は100円ショップで購入。
トングは子供の手に合わせて小さめのものを選びました。
緩衝材はラッピングコーナーで売っています。
発砲スチロール製でとても軽いです。
大きなお皿からお椀にあけ移しをしました。
とても集中して取り組んでいます。
なかなか上手く行かないと、
思わず手が出てきちゃうみたい(笑)
そして大人は思わず口を出したくなっちゃう(笑)
なるべく静かに見守ってあげようにゃ
どうやらおままごと気分で楽しんでいたようで、入れ終わると「ご飯ですよ。どーじょ」とかなり楽しそう。
お皿の中をかき混ぜるとシャカシャカと音がするのも楽しいようです。
あけ移すものを変えても難易度が変わります。
大豆などは小さくて丸くてツルツルで滑りやすいので、難易度高し。
↓その他では例えば、ブロックをトングであけ移し。
↓おもちゃのボールをスプーンであけ移し。
おもちゃのボールを箸であけ移し。
容器ごとあけ移し
容器を傾けてもう片方の容器に入れるあけ移し方法もあります。
大豆や米など小さいものだと、ジャーッという音も楽しめます。
↑お水も楽しい。
傾け加減が身につき、牛乳やお茶をコップに注ぐための良いトレーニングになりますよ。
▼知育玩具は、お子さんに合うものを色々試してみたいから。
お得なおもちゃのサブスクがおすすめです。
傷や破損の弁償はないので、安心して使えますね。
おわりに
大人にとってはごく単純な作業に思えますが、まだまだ不器用な子供にとっては難しいもの。
もしも上手くいかないお子さんの手元を見ていてイライラしてしまう時には、是非お子さんの顔をのぞきこんでじっくり見てみて下さい。
すごく一生懸命で真剣な顔に、思わずエールを送りたくなりますよ。
どうかイライラせず、優しく見守ってあげて下さいね。
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