はじめに
生春巻きって食べたことがありますか?外食やテイクアウトで食べたことがある方も案外自宅で作って食べたことはないのでは?春巻きとは違って火を使わないので、お子さんと一緒でも安全に作ることができます。難しそうに思うかもしれませんが、手巻き寿司のように簡単に巻けますよ。
生春巻きとは
生春巻きとは、米粉で作られた麺「フォー」と並んでベトナムの代表的な料理の一つです。【ゴイクン(包んだ和え物)】とも呼ばれます。
もちもちとした食感のライスペーパーという米粉でできた皮で具材を包みます。包む具材は、茹でエビ・豚肉・野菜(レタス・きゅうり)・春雨などです。巻いたものをスイートチリソースにつけて食べます。
ライスペーパーは半透明のため、具材が透けて見えるのが綺麗でとても華やかな見た目の料理です。
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作る時のポイント
せっかくならデパ地下のお惣菜のように美味しく、そして美しく作りたい!生春巻きを作る時のポイントとして具材を選ぶコツと巻く時のコツをご紹介します。
具材を選ぶコツ
ライスペーパーは米からできているということも関係しているのか、実は和・洋・中とどんな具材でも合います。クセが少ないので、どんな具材も美味しく包み込んでくれます。そうすると逆に何を巻けば良いか迷ってしまうかもしれませんね。具材を選ぶコツはこちらの三点です。
- 色味の良いもの
- 食感が良いもの
- クセのあるもの
完成した時に具材が透けるので濃い赤や緑など色味の良いものを巻くのがオススメです。(例.エビ・サーモン・アボカド・パプリカ・紫タマネギ・エディブルフラワー等)
また、食感が楽しいものを入れると美味しさがアップします。(例.水菜・きゅうり・オニオンスライス・カイワレ・海藻ミックス・もやし等)
さらに味や香りに少しクセのあるものを包むと他の具材と相まって味がよくなるのでおすすめです。(例.ニラ・ねぎ・パクチー・大葉・みょうが・クリームチーズ・モッツアレラチーズ・キムチ等)
タンパク質入りのごちそうサラダをイメージすると具材が選びやすいニャ
しっかり味付けした具材を巻くのも美味しいよ
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巻く時のコツ
ライスペーパーが破れやすくなり、失敗のもととなるので戻しすぎない(濡らしすぎない)ようにします。少し固いかなと思われるくらいで巻くと、具材の水分で皮が戻ってきて結果的にちょうどよくなります。
また、中に入れる具が少ないと寂しくなりますので注意。逆にあまり欲張って具を入れすぎると巻く時に皮が破れてしまったり サイズが大きくて食べづらかったり、ライスペーパーのもちっと感が分かりづらくなるのでほどよい量を巻くようにします。
作ってみた
難易度
見た目
今回はお安い具材ですが、子供が好きで食べやすそうな物を揃えてみました。
- カニかまぼこ(細く裂く)
- 魚肉ソーセージ(細切り)
- きゅうり(千切り)
- 人参(千切り)
- サニーレタス(一口大にちぎる)
- 大葉
- 春雨
まずはライスペーパーを大皿に入れた水にくぐらせます。
水で濡らす前はパリッパリに固くて、透明の薄いプラスチックシートのような感じで正直食べ物らしくありません。(笑)
その後ライスペーパーに具を載せてどんどん巻いていきます。
料理が苦手な方でもトライしやすい、具材を切って包むだけの簡単料理です。
食べやすくするため、包丁で半分にカットして盛り付けました。
スイートチリソースは少し辛味があるので、子供はマヨネーズで頂きました。スイートチリソースとマヨネーズを混ぜるのもなかなかいけます。味噌や酢味噌、ポン酢、ナンプラーなどでもひと味違った美味しさです。
娘は「シャキシャキしてもちもちして美味しい~」とお気に入りの様子でした。
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おわりに
簡単で失敗が無いのに、見た目が華やかな生春巻き。おもてなしやパーティーなどのメニューにもオススメです。手巻き寿司のように皮と具材だけ準備しておき、招いたゲストと一緒に作るのも楽しいです。
お家なのにエスニック料理で異国感があり、外食気分で楽しめお財布にも優しいです。是非作ってみてくださいね。
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