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はじめに
京都府立植物園は2024年で開園100周年を迎えました。
2024年9月にオープンしたエリア「どんぐりの森(Dongreen Lab)」にも注目です。
駐車場もあり、入場料も格安でお財布に優しいスポット。
遊具や温室もありますよ。
園内は広々としているので、人が多くても気にならずゆったりと散策できます。
写真満載でご紹介します。
その他、関西子連れお出かけスポットはこちらからどうぞ。
京都府立植物園の基本情報
京都府立植物園の基本情報です。
入園料はとても安いのですが、「きょうと子育て応援パスポート」があれば、もっとお得。
「乳幼児、小学生の子ども」と一緒に入園の場合、子ども1名につき、保護者1名の料金が免除されます。(入園料、温室観覧料それぞれ無料)
▼植物の図鑑で勉強してから出かけると、さらに楽しくなりますよ。
DVD付きで小さいお子さんから楽しめます。
子供の知的好奇心をくすぐりましょう♪
京都府立植物園の禁止事項
植物園は公園ではないので運動用具など遊具の持ち込みは禁止されています。
(ボール・バドミントン・なわとび・シャボン玉・風船・撮影時の小道具など)
酒類やペット・テント・音響機器等の持ち込みもできません。
また、植物園内の物を外に持ち出す事はできません。(落葉・どんぐり・虫・鳥などのすべて)
園内で観察して楽しむようにしましょう。
柵内・植え込みなど、植物を保護しているスペースに入ったり、傷つけたりしないように注意しましょう。
木に登る・枝を折る、花や実・葉をちぎるなど、植物を傷つけてはいけません。
魚や鳥にエサを与えてはいけません。
ゴミ箱は無いので、ゴミは各自で持ち帰りましょう。
ルールを守って気持ちよく過ごそうにゃ
子連れおすすめポイント
残念ながら、貸し出しベビーカーの予約はできません。
ベビーカーがあれば、まだ体力がなくすぐに歩き疲れてしまう小さいお子さんと一緒でも安心です。
園内の通路は舗装されているところがほとんどなので、ベビーカーで散策できます。
まだほとんど歩けない赤ちゃん連れでも楽しめますよ。
▼ベビーカーのお出かけなら、ドリンクホルダーがあると便利。
大人も子供もサッと水分補給できます。
スマホスタンド付き♪
また小さいお子さん連れだとどうしても荷物も多くなりがちですが、ロッカーがあるので荷物を預けておけば手ぶらで遊べますよ。
利用料金は100円、大型のものは200円でした。
授乳室利用の際は、お近くの事務室に声を掛ければOKです。
授乳室内にはおむつ交換台もあり、使いやすいです。
同じ建物にはトイレや売店もあるので便利ですね。
京都府立植物園のおすすめ施設紹介
京都府立植物園内で特におすすめの施設を紹介します。
2024年9月OPENした「どんぐりの森」はぜひ訪れてくださいね。
他にも遊具のある「未来くん広場」や、美しい音色が楽しめる「水琴窟」などがあります。
どんぐりの森(2024年9月OPEN)
どんぐりの森(Dongreen Lab)は、園内中央にある大芝生の西側に2024年9月にオープンしたエリアです。
面積は約3千平方メートル。
開園100周年を記念して新設されたそうです。
ガイドマップにもまだ反映されておらず、散策途中にたまたま発見しました。
国内・海外のものを合わせて約20種類のどんぐりの木が集まっています。
タワー型の遊具
エリア内には、高さ5.5メートルのタワー型の遊具が設置されています。
吊り橋を渡り、木製のはしごで上るのが楽しく、大きな滑り台があります。
結構高さがあり、急な滑り台です。
しかし滑る部分にはグリーンのゴムが敷かれているので、スピードが出過ぎずに安全に遊べます。
遊具の上に登ると、どんぐりの実りを間近で観察できますよ。
どんぐりポスト
この森には、国内外の様々などんぐりがたくさん。
普段見ることのない珍しいどんぐりを見つけたり、観察したりニオイをかいだりしてみてくださいね。
見つけたどんぐりは、ぜひこちらのかわいらしい「どんぐりポスト」へどうぞ。
植物園でどんぐりコマなどを制作するイベント開催の際に使用されるそうです。
なお動植物の持ち帰りは禁止されているので、どんぐりは持って帰らずに園内でお楽しみくださいね。
未来くん広場
正門からすぐのところにある「未来くん広場」には、大型の総合遊具があります
体を思い切り動かしてのびのびと遊べます。
木陰になっているので、涼しいのが良いですね。
お子さん連れなら立ち寄ると子供が喜ぶこと間違いなしです。
平日は幼児さんや小学生の遠足にもよく利用される場所です。
▼ゆらゆら揺れるのがちょっとドキドキの吊り橋。
板と板の隙間が空いていて下が見えるのでスリル満点です。
手すりを持ちながら慎重にわたる様子がかわいいですね。
▼ネットのトンネルも、下が良く見えるのでスリルがあります。
小さいお子さんはネットの間に靴が挟まってしまうことがあるので注意してくださいね。
トンネル滑り台や鉄棒・うんてい・登り棒もあります。
ネットの部分を登ったり、ロープをつかんで登ったりと様々な動きができる楽しい遊具でした。
エリア内には、トイレもあるので安心です。
入口には消毒スプレーも置かれているのが嬉しいですね。
食事の前の手洗いもできて便利です。
自動販売機もあるので、水分補給も忘れずに。
木陰にテーブルやベンチがたくさんあるので、ゆっくり休めます。
かわいいキノコのベンチも発見しました。
レジャーシートを持参するのも良いと思います。
お弁当を食べたりお昼寝しながら、ゆったりと過ごせます。
きのこ文庫
きのこ文庫は、未来くん広場にある野外文庫のことです。
カラフルで大きなきのこ型の収蔵庫4棟に、子ども向けの本がずらり。
いつでも自由に手にとり、無料で楽しむことができます。
約2,400冊が収蔵されているそうで、すごいですね!
ちなみにこのキノコは、「ベニテングタケ」をモチーフとしているそうです。
お外で本を読むなんて新鮮!いつもはあまり読まない子もここならすすんで手に取るかも♪
遊ぶのに疲れたらちょっと休憩するのにもぴったりだにゃ
ベンチも多いので、ゆっくり座ってのんびりとした時間を過ごすことができます。
水琴窟すいきんくつ
水琴窟とは、日本庭園の装飾の一つです。
地中に作った空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音が反響するものです。
琴によく似た音がするので、この名が付いたとされています。
大きい音ではなく かすかな音なので、しゃべらないで竹筒に耳を近づけ、よく耳をすませてください。
まるで心が洗われるような、幻想的で心地の良い音色を聴いてみてくださいね。
日本独自の造園技術として、京都では、「永観堂禅林寺」や「瑞巌山 圓光寺」・「清水寺成就院」など、多数のスポットに設置されています。
気に入った方は、水琴窟を巡る旅に出るのも楽しそうですね。
その他
▼水で動く水車はなかなか見る機会が無いので、見ておいて損はありません。
苔で全体が緑色になっています。
▼水車の近くにあるこの橋も苔がびっしりで良い味だしてますよね。
▼池の水は透明で、水面には、木々の緑が鏡のように映ってとってもキレイです。
ただし、池に石を投げたり 水に入って遊ぶのは禁止されているので注意!
▼「はす池」の水面は一面緑色になっていました。
藻でしょうか?
▼噴水も見られる公園はなかなか無いですよね。
マイナスイオンをたっぷりと浴びられます。
あまり近づきすぎると、水しぶきが飛んできて濡れてしまうのでご注意。
▼園の中央にある大芝生地。
マルシェなど、よくイベントが開催されています。
▼観覧温室。
かなり大きいです。植物は、約 4,500 種類・25,000 本あるそうです。
▼赤色はよく目にしますが、黄色いヒガンバナは初めて見ました。
たくさんの植物があり、自然が豊か。
四季を通じて楽しめます。
目を閉じると小鳥のさえずりが聞こえてきてとても癒されます。
おわりに
広々としていて空気が美味しく、本当に気持ちが良い場所です。
京都市内でこんな場所は珍しいですね。
四季折々の美しい自然を楽しめる見ごたえのあるスポット。
季節を変えて訪れるとまた違った景色が味わえます。
ぜひお天気の良い日を狙って、歩きやすい靴でおでかけくださいね。
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